顧客名簿をリストと呼ぶ人々について、その感覚は少し悲しい

ビジネスの上で顧客名簿をリストと呼びます。このリストについてお話しします。

リストは多ければ多いほどいい質より量のリスト、質の高低で価値が決まる、量より質のリストなど様々なものがあります。

ビジネス上では、リストの質が高ければ成約率も販売できるサービスの価格も高まります。

例えば、住宅販売の際、公務員、教員、医師のリストは、非常に貴重で価値が高いです。住宅ローンも、極端に通りやすいですし、契約さえ決まれば販売業者からすれば安心です。

また、既存の顧客名簿リストなら、学習塾、エステ、金融業など、リストの質は、より少ないリストで購買、利用の可能性の高低とも言えます。

インターネットが普及する前は、顧客名簿に載っている電話番号と住所でしか、顧客と接点を持てないので、顧客名簿リストが会社の命とも言われたこともありました。

インターネットが普及すると顧客リストは手に入りやすくなりました。

世界的に有名なFacebookは実名登録が基本なので、見方を変えれば大規模な顧客リストとも言えます。クレジットカードの情報流出や大手企業の情報漏えいも大きなニュースとなっています。

企業側から見れば顧客リスト、個人側からみれば個人情報という見方もできそうです。

ある暇な人が、自分自身の個人情報、つまりリストとしての価値を算出しましたが、金額はたったの300円でした。

ただ、これは不特定多数のリスト価値だからこの金額だと思われます。

しかし、10,000人のリストを手に入れようとするなら300万円かかるわけですので

安いのか高いのか判断しにくい部分もあります。

ただ、先程述べた、公務員系のリストなら一人当たり1万円を軽く超えるでしょう。ある意味一生使えますから。。。

私は、顧客名簿をリストと呼ぶ感覚に疑問です。ああ、この人は、自分のことをリストとしか見てないんだなと思うと悲しくなるからです。ビジネスをする上ではしょうがないことなのかもしれませんが、なにか悲しいものがあります。

さて、いかがでしょうか。個人情報の価値について、顧客リストという側から見ていきました。個人情報の取扱はくれぐれも厳重に行ってまいりましょう。

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