今回は、ホームページ運用について:求職者に伝わるには、のお話です。
現在、日本中で労働人口の減少が顕著になり、様々な会社で、人手不足が深刻になっています。
猫の手も借りたいほどの忙しさですが、求人誌も職業紹介所も反応が無く、人手不足の解消は、課題のままであることが多いと思います。
せめて、求職者へ、自社の魅力や働きがいが伝われば、という声もよく耳にします。
今回は、そんな、求職者へホームページでどのように伝えれば、伝わりやすいかをお話いたします。
まず、伝えることを絞ることです。
例えば、「弊社は、時間厳守だけは、譲れない会社です!」と、会社で大事にしてることを一つだけ伝えます。
そして、それが、なぜなのか?お客様との間にどんなことがあったのか?そして、業務とどんなつながりがあるのか?
一つのことを詳しく詳しく伝えるのです。
ここで、ポイントなのは、説明ではなく、伝えることです。
説明は、長く感じますが、伝えようとすると、伝わります。
これは、不思議で、何が違うかは、わかりませんが、特に、インターネット上の文章は、違いが出てきます。
ですから、業務について、大事にしてることを一つに絞って伝えます。
そうすることで、自分が会社に入って何を大事に働けばよいか、見えてきます。
一方、
ホームページ上で、問い合わせが来ない、反応が無いもので良くあるものが、
他者との違いがわからないことです。
ホームページを運用する際、他社のホームページを参考にしたり、
他社のホームページと見比べた知人、友人からアドバイスを受けたりします。
すると、他社がやってることを見て、それなら、自社でもできる。と、
ホームページに他社と同じような内容を入れていきます。
すると、どちらの会社も、同じようなホームページになってしまうのです。
そうすると、求職者は、迷います。
この会社に入って、何をすればいいんだろうか?
そして、面接の場で、質問され困ります。
この会社になぜ入ろうと思いましたか?
他社と同じ内容のホームページになっていれば、
求職者の口から、他の会社と違う理由が出てきません。
ですから、ホームページ運用について:求職者に伝わるには?
会社が大事にしてることを、できる限り詳しく、具体的に、イメージが湧くように、
伝えることが大事なのです。
働きやすさとか、アットホームとか、コミュニケーションが取りやすいとか、
そういったことは、どの会社でも言えてしまいますし、
求人誌のキャッチフレーズを見れば、いくらでも出てきます。
そうではなくて、会社が大事にしてることです。
信用とか、誠実とか、そういうものですが、
これでは、伝わりません。
どうして、その話が信用と言えるのか?なぜ、その信用が業務の中で大事だと思ったのか?信用を大事にして、どんな変化があったのか?
まるで、自社が、別の会社に面接へ行き、信用が大事だと思うにいたった、エピソードを語るように伝えるのです。
長い文章は、若い人は、見ないのでは?と思いますが、そんなことは、ありません。
伝えようとする、文章は、たとえ、長くてもしっかり、読んでくれます。
そして、長い文章ほど、読み終えた後は、反応してくれます。
ホームページ運用は、簡単ではありませんが、ちゃんと取り組めば、
ちゃんと、成果が出ます。
まず、自社が大切にしてることを伝えてみましょう。
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