Win-Winや、二方良しなど、お互いの利益やメリットを強調する人がいます。
さらに、三方良し、六方良しなど、関係者全員のメリットをなんて言い出す人もいます。
人の行動とは、不思議なもので、たとえばダイエットだけをしようとすると、ダイエットは、失敗します。
一時的に成功したとしても、良く言うリバウンドが起きます。
私は、目的や目標を達成しようと思ったら、想定の10倍ぐらいやらないと、成果は出ないと考えます。
ですが、多くの場合、目標体重を高く設定し、ダイエットやり始めの体重が減りやすい時期の運動量でどうにかしようと思います。
想定の半分の労力で、成果を出そうとします。
なので、ほとんどのダイエットが失敗します。
よく、効率よくというのがありますが、それは、10倍ぐらいの量をやると、勝手に効率が良くなっていくという結果でしか無く、効率を良くしたからうまくいくという話ではありません。
ダイエットしたいなら、運動量を圧倒的に増やして、いくだけです。
食事制限と言っても、人は、防衛本能で食べてるだけなので、それは、気がつけば、必要な分を接種します。
同じようにWin-Winを考えても、そのための労力は、本来なら想定の10倍は、やらないと、Win-Winを実現できないのですが、半分の労力でやろうとしてしまいます。
だから、我田引水的にいいところだけを自分がもらう結果に終わってしまい、Win-Winとは程遠い話になりがちなのです。
商売は、細く長くというのが鉄則です。
太く短く取ろうとすると、だいたい関係がおかしくなって、頓挫します。
自分が想定の10倍は、頑張るお互いの関係があってこそ、初めてWin-Winの関係が構築されるのです。
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