ちまたのブランディングが失敗する理由は、ブランディングに期待しすぎている。ことがあげられます。
そもそもの、ブランドとは、農家が自分の牛と、他の家の牛を識別するために付けた焼印、スタンプから来ています。
ブランドは、違いでしかありません。
ブランディングというと、何か特別なもので、それだけで、何かをしてくれるような期待をしてしまうものです。
ですが、ブランディングは、違いを明確にするだけです。
まず、その違いを理解する必要があります。
例えば、ナイキのロゴマークですが、あのマークを見ると、優れたデザイン!あのロゴマークのようなものをつければ、売れるに違いないという気持ちが湧きます。
しかし、あのロゴマークは、ナイキの創業者が知り合いの芸大の学生にお願いして作ってもらっただけのものらしいです。
大事なのは、その違いが何を意味するか?なのです。
ブランディングを、会社の付加価値づくりから強みの強化まで、幅広くやってくれるところもあります。
ですが、それは、あくまでその会社、その業者の好意です。マストではありません。
ブランディングを失敗するのは、過度な期待で、ブランディングすれば売れると思い込んでしまうことです。
ブランディングは、違いを明確にするだけです。違いの良さは、本業を鍛えることで作っていくのです。
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