小さな会社が、大きな会社のマネをしてると、どうなるか?

ホームページを制作する際、大きな会社のホームページを参考にしたいとのご相談を受けることがあります。

私は、これをオススメしていません。

小さな会社が、大きな会社のマネをすると、大きな会社と同じ土俵に立たされます。

マネジメントの書籍をいくつか紐解きますと、ランチェスターの弱者の戦略というものが参考になります。

大手は、多くの人員で、多くの場所で営業し、顧客の要望に合わせ、安く品質の良いサービスで市場を独占していきます。

小さな会社が、大きな会社っぽく見せてしまうと、品質も価格もサービスも比べられてしまい、安売り合戦に巻き込まれます。

小さな会社ほど、無理がききやすいですが、目指す先が、大手との競合、価格競争にさせられてしまっているのです。

 

ランチェスターは、戦力を質のみに集中させ、ゲリラ戦を行うことで、大手に対応できるといいます。

ですから、

ホームページ制作では、例えば、会社のサービスについて、こだわっていることや、そのためのエピソード、どこまで、そのサービスに時間をかけているか、など、創業者や、経営者、現場などの、その人ならではの、良さを載せていくことで、対応できてくるということです。

大きな会社のやり方は、みんなうちの商品を使ってますよ、安くて便利ですよ、だから、あなたも使いましょう。という、方式です。

だから、そこに対応するためには、どうしても、あなたじゃないと、困るんです。と言われるぐらいに、発信する必要があります。

最近のホームページ制作は、誰でも、できるようになっています。

ですが、大手のマネをすると、競争に巻き込まれる。ことまで、教えてくれるところは、なかなか、無いように見受けられます。

 

市場を見渡し、深く考え手を打てる、制作業者を選びたいものです。

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