バズってもアクセスが増えても、購入されない理由

インターネット上では、サービスの出始めの時期、やったもの勝ちのような、恩恵を受けることがあります。

 

例えば、ブログです。

ブログのサービスが立ち上がった当初、いくつかの会社がブログサービスを始めました。

その頃のグーグルは、まだ、検索の精度が高くありませんでした。

ですから、できる限り、クローラーと呼ばれる、検索ロボットに優しいホームページを作ると、検索上位にされやすかったのです。

ブログサービスを提供する会社は、検索ロボットに好かれるブログを競いました。

これが、うまくいき、ブログサービスを提供する会社にアクセスが集中することになりました。

ブログを活用し、セールスを成功させるノウハウも、流行り、ブロガーやアフィリエイターという職業が注目を集めました。

ブログは、まさに、やったもの勝ちの状況でした。

しかし、ほとんどのブログは、素人が作った、内容の薄いものがほとんどで、情報そのものの価値も低いものが多かったのです。

そのままだと、Googleが提供する情報価値も下がります。Googleは、ブログ全体の検索エンジン上の評価を下げることにしました。

ブログの天下は、5年も無かったと思います、あっという間に、ブログに集中していたアクセスは、無くなっていきました。

これが、ブログサービスの出始めの時期、やったもの勝ちのような状況です。

 

次に、流行ったのは、キュレーションサイトと呼ばれる、まとめサイトです。

これも、2、3年流行りましたが、今は、跡形もなく消え去っています。Googleから排除されたのです。

 

その他にも、インターネット上で、facebookで、LINEでと、おいしい時期というのがありました。

 

うまく、はじめの時期に、やったもの勝ちに乗れれば、バズって大量のアクセスが集まることは、現実にあります。

 

しかし、バズって集まる人々のほとんどが、不特定多数です。

バズってうまくいった、と、言ってる人たちのほとんどが、金融系アフィリエイターや、情報商材屋です。

一般的な、会社の事業とは、無縁の人々です。

なので、一般的な会社が、例えば建設会社の記事がバズっても、

売上につながることは、めったに無いのです。

 

だから、バズらせようと必死にアクセスとにらめっこするよりも、

実際の取引先や、既存の顧客に見せて、伝わる内容になっているか?

わかりやすい内容になっているか?と、

実際の相手の反応を確認するほうが、大事なのです。

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