私が、なぜウェブのコンサルティングをやろうと思ったか。

私が、なぜウェブのコンサルティングをやろうと思ったか。

 

みなさんが知っているホームページやウェブは、どういうものでしょうか。

 

会社のことがのっているホームページ、サービスについて詳しく書いてあるウェブサイト、

商品を販売しているECサイトなどなど、いろいろなものがあります。

 

今では、多くの会社やお店で持っている、それがホームページです。

正式にはウェブサイトとかサイトと言います。

 

 

私は、10年間でこのホームページを200以上、

ページにすると5,000ページ以上を制作してきました。

 

個人の会社、店舗、中小企業から、上場企業のサイトまで、

ほぼ全ての案件を直接担当し制作しました。

 

 

本当に、いろんなサイトを作りました。

 

エステサロンのサイト、建設業者のサイト、

マリンスポーツのサイト、学校や塾、

会社のコーポレートサイトなどなど、本当に様々です。

 

 

ホームページを制作するのって見た目は簡単でシンプルでも、

実は、制作過程は大変だったりします。

 

企画立案があったり、

サンプルを作ったり、

たたき台的なもので関係各所に全部確認とったり、

細かい修正や変更が何度もあったり、

やっとデザインができたら、

膨大な量のコーディングと呼ばれる作業があったり、

さらに、ちゃんと動作するか何度もチェックしたり、

出来上がってからも調整や更新作業が必要だったり

反応が悪ければリニューアルの必要も出てきます。

 

表に見えるデザインの部分に加え、見えない裏側の作業がとんでもなく多いんです。

 

 

もちろん、仕事は何でも大変なんですが、

なんというか、産みの苦しみというのか、

案件を担当し制作している間は、

胃は痛いは、肩は痛いは、目は血走るは、で

ほんとにほんとに大変です。

 

ただ、その分、

 

なんだかんだあって、制作して、出来上がった時、

ほんとに嬉しいです。

 

サイト完成の時には、ハイボール10パイぐらい

軽くイケます(笑)。

 

 

だから、

どんなサイトでも愛着みたいなものが湧きます。

 

それで、自分が制作に関わったホームページは、気になるわけです。

 

たとえ、私のところの管理を離れてしまっても気になります。

 

ホームページが順調なら安心ですが、

ビジネスは時としていろんなことがあります。

 

一生懸命作ったサイトが、ある日見たら、無くなってることもあります。

あれだけ頑張って作ったサイトが、無くなってると、とても悲しい気持ちになります。

とても悲しいです。

どうにかしたいなと思ってしまいます。

 

そんなこんなでもう10年、サイトを作る仕事をやってます。

 

一方、自分の仕事をよく見てみると、大きく二つの仕事になってました。

 

一つは、直接お客さんから制作の依頼を受けるもの。

 

もう一つは、下請け案件。

これは、広告代理店、ウェブ制作会社、システム会社などから

ウェブ制作の案件を受けホームページを制作します。

 

広告代理店が外に外注し、制作を投げるのはわかりやすいですが、

ウェブ制作会社が外注するのは、わかりにくいかもしれません。

 

実は、ウェブ制作会社さんの中には、

中身を作るノウハウが少なかったりするので

外に依頼したりするのです。

 

デザインが得意でも中身を作るノウハウが少なかったり、

その他にも、人手不足だったり、時間がなかったり、集中したい案件があったりと

いろんな事情で、外に依頼するのです。

 

それらの会社の一つが、元請け会社として、私のところに

制作依頼をしていただくのです。

 

ウェブ制作会社などから依頼されるのは、

技術を含め信頼されている証拠なので

大変ありがたい話なのですが、

 

私が、直接、お客様と関わることはありません。

 

 

下請けの案件は、企画やデザインはほとんど決まっているので、

お客さんとやりとりして

試行錯誤して売上を上げるお手伝いはできません。

 

また、

下請けの案件は、より安く、より早く、より品質を上げるを

要求されるので、作るだけで手一杯になります。

 

それで、何がお客さんにとって良いのか

じっくり考えてあげることができないのです。

そこで、ずっと、何が一番お客さんにとって大事かを

考えていました。

 

優秀な制作業者さんはたくさんいることは大前提ですが、

私の中で制作案件は、

お客さんの言うとおりに作ったサイト

元請けさんの言うとおりに作ったサイト

がゴールになっていました。

 

依頼されては作る、作っては集金というのを

繰り返していました。

 

たくさん作っても

作ったサイトの中で消えて行くサイトを

見ていました。

 

そんな、ある時、

お客さんからこんな声をいただきました。

 

「伊東さんに作ってもらったホームページから生徒の申込みがずっと続いてます。」

とあるピアノ教室の先生からでした。

 

これは、正直、嬉しかったです。

 

実験的に、どうすれば、ピアノ教室を探してる人に

見つけてもらえるか、

教室がわかりにくい場所にあるのを

どうすればわかりやすく伝えられるか、

どうすれば、この先生の良いところが

わかってもらえるか、

 

考えに考え抜いて作ったので

嬉しかったです。

 

このピアノ教室の先生から、毎年、更新の度にお礼を言っていただいて

「先日、伊東さんがいなかったらうちの教室は潰れてました。」と

言われた時には、本当に、嬉しい気持ちになり

「頑張ってよかった」と思いました。

 

その他にも、車関係のお客さん、観光関連、建設関連のお客さんから

感謝されることが増えていきました。

 

気づけば

サイトやホームページを作ることよりも、

お客さんの役に立つことが嬉しいと

感じるようになっていました。

 

制作そのものより、もっとお客さんの役に立つことをやりたい

というのが、強くなったのでした。

 

それには、制作そのものより、もっと、

どう作るか、どう改善するかを

追求した、ウェブのコンサルティングを

やるべきだと強く思ったのでした。

 

ウェブのコンサルティングと言っても

大げさに大金をかけてどうのこうのという

ことをしたいわけではありません。

 

大きな変化はその分、反動が大きく

リバウンドすることが多く

かえって逆効果の場合があるのです。

 

私のウェブのコンサルティングは、

小さな改善の積み重ねです。

 

それは、日々のアクセスのチェックかもしれません。

すぐできるサイトの修正かもしれません。

10ページのサイトを9ページにするページの整理かもしれません。

 

事業やサービス、会社にとって、

できることを継続し、成果につなげる。

そんな、ホームページのお手伝いをしたいのです。

 

一つ一つのホームページを役に立つものに変え

一つでも多くの活用されずに消えて行く悲しいホームページを減らしたい

一つでも多くの会社がホームページは役に立つものだと気づいてほしい

そんな思いから、ウェブのコンサルティングをやろうと思ったわけです。

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