とにかく、ホームページ運用で大切なことは、普通で良いということです。
バズやヒットとは、どういうことか
例えば、新聞の広告で、見せ方や切り口が新鮮で、広告そのものが有名になった広告があげられます。テレビだと視聴率や人気、話題の番組なら、その番組を見る人が多いため、そこに広告を出せば、当然、宣伝効果は高いと思われます。
ホームページや、インターネットのジャンルでも、記事や投稿が人気となって、ものすごいアクセスを一日で集めることがあります。よく、アクセスが集中しすぎて、サーバーがダウンする、なんていう話を耳にすることがあると思いますが、それは、バズやヒットが起きたということでもあります。
よくある講習、講座でも、バズやヒット、フォロワーを増やすことを教えるが
最近増えている、講習、講座でも、バズやヒット、フォロワーを増やすことを教えています。言い方や手法は違えど、どうすれば、アクセス、人気を集められるか、ということが、話題の中心になります。
そこで、人気インフルエンサーを招待して、その秘訣を教えてもらいましょう。みたいな、話が、増えることになります。講習、講座だけでなく、テレビでも、動画でも、そういう話は、いくらでも出てきますので、私が「ホームページの運用をしましょう!」と、言うと、多くは、「それは、わかりますよ」「スマホをフル活用して。。」などのテクニック的な話になったりします。
動画でも「1日5分でできる」的なものが多い
そういう教える人たちの多くが、マーケターやらコンサルタントだと、名乗るので「マーケティング」「コンサルティング」と、それっぽい用語が出ただけで、「あー、わかります!」「SNSとかティックトックとかインスタとか」そういうのをいっぱいやればいいんでしょう。と、話が、飛躍してしまうことがよくあります。
企業、事業のホームページは、バズもヒットも人気も必要ない
先日、浦添市長が動画の投稿で、物議を醸す一幕がありました。新しい取り組みは、素晴らしいと思います。しかし、私は、根本的な部分が大事だと思っています。企業、事業のホームページにおいては、バズもヒットも人気も必要ない。と思います。顧客が関心があるのは、商品サービスについて、どのように取り組んで、どのように変えているかだからです。スタッフの人気ではないのです。
取引相手や顧客が見て、安心できれば、それだけで良い
企業、事業のホームページは、取引相手や顧客が見て、安心できれば、それだけで良いのです。飲食であれば、産地や生産者の様子、調理の様子、スタッフの指導、など、です。事務系のサービス業であれば、顧客対応や対応スタッフの仕事の様子などです。それは、見ていて、面白さがあるものではありません。しかし、そこで働こうとか、そこと取引しようと思う人は、興味があります。普通とは、そういうことなのです。
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