ホームページの運用:自社のことばかり考えるとどうなるか
同業他社の話ばかりを考えるとよくない、という話をしましたが、
今度は、自社のことばかりを考えるとどうなるかについてお話します。
これも、前回の話の延長のような感じの部分もありますが、
自社のことばかりを考えると、自社の商品やサービスをどう見せるか、どう売るか、ばかり考えることになります。
どこかのテレビドラマで
「売りやすいものが売れるのは、当たり前だよ。」と、営業をお願いした相手が、
自分のお願いした、不動産の物件を売ってくれないことを嘆いているシーンがありました。
私は、このセリフに、学ぶところが多いと思いました。
営業の腕は、売れないものを売るところにあると、思われがちです。
しかし、それは、実際は、なかなか難しく、簡単ではありません。
そして、「売りやすいものが売れるのは、当たり前」と、思ってる人は多いとも言えます。
しかし、ホームページの運用においては、違います。
売りやすいものを売るのが一番良いのです。
そもそも、なぜ、売りたいものが売れないか?考えてみてください。
理由は、いろいろあると思います。
知らないからかもしれないし、欲しくないからかもしれません。
しかし、共通することは、探していないのです。
人は、欲しいものがあれば、探します。
探すために、検索があります。
だから、探されないものをホームページにのせても、
効果は、薄いのです。
自社のことばかりを考えてしまうと、売りたいもののことばかり、考えてしまいます。
会社での必要性ということを考えると
「売りやすいものが売れるのは、当たり前」と考えるのです。
これでは、売れてるものを探してるユーザーやお客様には、届きません。
ホームページの運用というのは、このように、
自社のことばかりを考えても良くないのです。
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