ホームページの運用:ハローワークで仕事を探す求職者に伝わるためには、というお話です。
仕事を探す際、真面目な求職者の方なら、たいていは、ハローワークに行きます。
そこで、パソコンの画面とにらめっこしながら、自分の探す条件に合う仕事を必死に探します。
ただ、ようやく条件に合う仕事が見つかっても、良い条件のものは、すぐに決まってしまうし、競争になります。
一方で、問い合わせの無い職場もたくさんあります。
このハローワークでの、求職者が仕事を探すプロセスを考えると、条件検索という仕組みがポイントなのがわかります。
条件検索とは、給与や休みの条件を入力して、検索し、条件の良い職場を見つける仕組みです。
求職者は、ここで18万円以上とか、完全週休2日とか、具体的な自分の条件を入力します。
その仕組みを悪用というか、利用してる業者は、わざと、高い条件を設定して、募集します。
求職者も、それを、身にしみてわかってるので、できる限り、そういう、怪しいと思う業者を避けようとします。
ここに、イタチごっこがあったりします。
なので、まず、求職者がどのように仕事を探すか、どのようにハローワークで仕事を探してるかを考えます。
そして、であれば、条件を全面に押し出しても、それは、
ハローワークの条件検索と同じになってしまい、あまり、求職者が喜ぶことではありません。
なぜなら、それは、何を意味するかある程度、知ってるからです。
ですから、自社のホームページで求職者に伝える場合、
ハローワークで、伝えきれないこと、を中心に伝えていくとよいのです。
伝えきれない内容だけでなく、条件についても、もう少し詳細に書いてみる、
また、どんな人が、その職場で相性が良いのか?
どんな人が、働きやすいと感じて働いてるのか?などの、
金額や時間が量の決まったハード情報なら、
感じ方や雰囲気などの内面的なソフト情報を
書いてみます。
そうすることで、ハローワークで、書いてあることも、
さらに詳しく書いてあるし、
内面的な話にも触れているから、もう少し、
詳しく聞いてみたいと思ってもらいやすいです。
そして、いきなり面接というよりも、
話を聞くだけ、話をするだけでもよい、
決めるのは、話を聞いた後で良いし、
場合によっては、職場体験をしてからでもよい。
と、いうところまで、ホームページ上で、伝えられたら、
安心してくれる求職者が増えることは、可能性は大きいでしょう。
今度は、それが、うまくいって、多くの人が来た場合の対応になります。が、
それは、次回か、別の機会に。
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