投稿についてのご相談を受けたことがあります。今回は、その内容について触れたいと思います。
投稿を続けてるがネタが無くなってしまう。次に書くことが思い浮かばない。
「投稿を続けてるがネタが無くなってしまう。次に書くことが思い浮かばない。」とのご相談です。
これについては、いくつかの答えがあります。まず、よく見聞きするアドバイスについてお話します。
よくある回答その1「同じことを書いてよい」
ネタが無いと相談すると、このような、回答を受けることがあります。
これは、毎日、投稿してる人は、結局、同じようなことを書いている。自分もそうしてるし、そこで、悩む必要は無い。ということらしいです。
しかし、私は、このアドバイスでは、よくわかりませんでした。なぜなら、同じことを書こうとしても、書けないからです。
よくある回答その2「ペルソナを作れ」
情報発信する際、ペルソナと呼ばれる、人物像やモデルを作れというアドバイスを受けることがあります。
確かに、手紙やメール、など、具体的な相手を思い浮かべると、文章は、スラスラと思い浮かびます。
具体的な相手を作ることは、文章を書くうえで有効です。
しかし、これも、私は、できませんでした。顧客像を思い浮かべるほど、顧客の層が固まっていれば有効だったかもしれません。しかし、私の場合は、顧客の層が決まっていません。すると、顧客像ができないです。
よくある回答その3「好き嫌いを書いてよい」
これは、自分の趣味や好み、食べ物から、人の行動の好き嫌いまで、様々な、好き嫌いを書いてよい、という話だと思われます。
自分の言いたいこと、書きたいこと、正直なことを書くという点では、良いと思います。相手の好き嫌いに合わせ、相手の期待にそうように、投稿をしようとすると息苦しいですからね。
好き嫌いを書くというのも、悪くはありません。ただ、ネタが無くなることの解決には、いたりません。
わざわざ、書くほどの好き嫌いというのも、案外無いものなのです。
よくあるアドバイスよりも、続けるだけで良い。
上記のようなアドバイスが、なぜ、有効でないアドバイスになるか?理由があります。
アドバイスを求める側は、成果を期待する。
まず、アドバイスを求める側は、そのアドバイスに成果を期待しています。「ネタが無くなる」の裏側に、見られる投稿、読まれる投稿になるためには、どういう投稿が良いか?の期待が含まれています。
「あなたのような、続けてれば、人気になるようなネタ」を期待し求めています。アドバイスする側は、その期待に応えようと、質問に答えます。しかし、実は、「そんなものは、無い。」というのが、本当の回答です。
にも、かかわらず、そんなもの、が、あるように、話をしようとしてしまうので、有効でないアドバイスが量産されることになります。
見られる、読まれるよりも優先すること
見られる、読まれるよりも優先したいことがあります。それは、まず、続けることです。
「ネタが無いから、続けられない」のではなく、見られる、読まれる記事じゃないと、意味がない。と、いう、思い込みが、継続を妨害してると思われます。
話が飛ぶかもしれませんが、多くのミュージシャンは、売れない曲は、山ほどあります。それでも、曲を作り続けます。これは、売れてるミュージシャンでも同じです。
多くの結果を出す人というのは、そういう、誰にも、見られない、聞かれない、読まれないことを経由します。
優先することは、まず、続けること。書き続けることです。
よくあるアドバイスよりも、続けるだけで良い
とにかく、続けることです。過去の投稿を見返して、もっと、書きたいことが出てきませんか?言い回しを変えてでも、伝えたいことは、無いですか?冗長に感じる部分を、スッキリと言いたくないですか?
続けようとすると、ネタのアンテナ、受信力のようなものが発達してきます。もちろん、続ける過程では、投稿する際、自分の書いた文章のイマイチさに、愕然とすることもあります。
続けるというのは、そういう、一瞬の恥のようなものにも向き合う必要があります。
続けるだけで良いにも、いろいろありますが、やり続けた時に、わかるものです。
投稿についての相談「ネタが無い」まとめ
投稿についての相談、ネタが無い、についてでした。
私の、経験を踏まえた、独断と偏見で、書いております。これは、私の意見で、あなたは、あなたの意見があります。
私は、あなたの意見も尊重しますし、私の意見も尊重します。
そうやって、お互いの意見を尊重しつつ、良くなっていくものと思っています。
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