ホームページの運用:求人編-求職者目線は必要か

ホームページの運用についての求人編です。

求職者募集で、まず、何をやりますか?

求職者を募集するに当たり、皆さんは、まず、何をしますか?

ハローワークで求人募集をかけますか?

沖縄の有名な、求人誌がありますが、その求人誌に掲載を考えますか?

また、人材派遣会社から来る営業マンと話をしますか?その話から情報を得ますか?

もしくは、人材獲得セミナーや求人募集工場セミナーなどのセミナーを受講しますか?

いずれの行動を取るにしても、どうすれば、うまくいくか考えると思います。

そういう場で、よく話が出てくる言葉があります。

それが、求職者目線ということがです。

今回は、この「求職者目線」が本当に必要か?を考えてみたいと思います。

求職者目線とは?

求職者目線とは、いったいどういうことでしょうか。私の認識としては、求人募集するに当たり、その求職者の立場や置かれてる状況を考えなさいということだと思います。

つまり、求職者から、見た時に、あなたの会社がどう見えているか?求職者になったつもりになって、面接を受ける会社のことを考えてみましょう。

そうすれば、面接を受ける会社は、あなたの会社ですから、何が必要か?見えてきますよ。という話です。

確かに、相手の立場に立って、物事を考えるということは、大切なことです。

しかし、この求職者の目線というのは、実際は、なかなかできません。

求職者目線は、簡単にできない

そもそも、相手の立場に立つのは、できれば、それに越したことは無いですが、たいていは、なかなかできないものです。特に、求人募集をする担当者やスタッフは、責任職や管理職である場合が多く、忙しいため、じっくり、考える時間も確保しづらいものです。

そんな、いきなりできないことをやろうとすれば、やることが漠然としてしまいます。そうなると、「人はタカラ、人財を大切にする会社です!」のような、どこかで、聞いたことのある、キャッチフレーズな感じの募集になってしまいます。

その結果、どの会社も、求人誌がおすすめのキャッチフレーズになってしまいます。すると、「アットホームな会社で安心」「やりがいのある人が元気に働ける会社です」などのような募集が量産されてしまいます。

求職者目線は、簡単にはできません。

求職者目線よりも、仕事目線

ですから、やるなら、簡単にできない求職者目線よりも、仕事目線のほうが良いかもしれません。今、勤めているスタッフ、勤務している職員の働く様子を伝えます。スタッフの方々がどのように仕事に取り組んでいるか、管理者がどのように働いているか、仕事目線で情報を発信するのです。

これは、思いの外、効果があります。なぜなら、自分たちでは、当たり前と思っている仕事の進め方も、求職者にとっては、部外者から見ると、新鮮なものだからです。

そして、何より、真摯に仕事に取り組む姿勢は、それを見た人、読んだ人の心が動きます。この心の動きこそ、相手を行動させる原動力なのです。

求職者目線よりも、仕事目線のほうが良いのでは無いでしょうか。というお話でした。

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