ホームページの運用:効果のある求人募集の投稿をするためには

ホームページの運用:効果のある求人募集の投稿をするためにはというお話です。

効果のある求人募集とは?

効果のある求人募集は、その求人募集を見て、求職者が応募してくるものです。当たり前かもしれませんが、どんなに良いデザインでも、求職者が応募しなければ、効果はありません。また、たとえデザインがイマイチでも、応募が多ければ、効果のある求人募集です。

では、効果のある求人募集をするために必要なポイントは、何でしょうか?今回は、そのポイントについてお話したいと思います。

誰に伝えるか、から考える

ホームページの運用は、まず、誰に伝えるかが大事です。今回の場合は、まず、ハローワークの求職者に伝えるです。

ホームページ運用のやりがちな失敗

ホームページは、たくさんの人に見てもらうべき!と思う方もいます。そして、「ハローワークだけじゃなく、もっと、たくさんの人達に見てもらわないと!」と思う方も多いです。

しかし、ホームページ運用のやりがちな失敗は、まさに、そこにあります。

最初から、たくさんの人に見せようとすればするほど、やるべきことは増えます。やるべきことがいきなり増えれば、効果は下がります。

一つ一つの効果の検証もできません。

たくさんのやるべきこともできず、やるべきことをやったとしても検証ができない。必然的に、効果は無くなり、失敗します。

だからこそ、まず、ハローワークの求職者に伝える。を考えるのです。

求職者は、ハローワークで何をしてるのか?

さて、そもそも、ハローワークで求職者は、何をしてるのでしょうか。

ハローワークで仕事を探す人が考えること

たいていは、お金のことや家庭の事情で、働かないといけない理由ができて、働き始めます。もしくは、同じく事情があって、次の転職先を探す。ことになります。

仕事を探す際、真面目な求職者の方なら、たいていは、ハローワークに行きます。そこで、パソコンの画面とにらめっこしながら、自分の探す条件に合う仕事を必死に探します。当たり前ですが、給料をもらうために、仕事を探しています。

良い条件のところはすぐに決まる。

ただ、ようやく条件に合う仕事が見つかっても、良い条件のものは、すぐに決まってしまうし、競争になります。一方で、問い合わせの無い職場もたくさんあります。その違いは、なぜ、起きるのでしょうか?

一つは、見つけやすかったことが上げられると思います。このハローワークでの、求職者が仕事を探すプロセスを考えると、条件検索という仕組みがポイントなのがわかります。条件検索とは、給与や休みの条件を入力して、検索し、条件の良い職場を見つける仕組みです。

求職者は、ここで18万円以上とか、完全週休2日とか、具体的な自分の条件を入力します。求職者の探す条件に合いやすければ合いやすいほど、多くの人に見つけてもらい、応募も増えるという仕組みです。

効果のある求人募集の投稿をするためには

効果のある求人募集の投稿をするためには、このハローワークで起きてることを想像する必要があります。そして、ハローワークで求人募集を見た人は、必ずと言っていいほど、ホームページも見ます。

そこに、ハローワークに提示してる内容よりも、一歩踏み込んだ内容を伝えます。会社の方針や、働いてる人の一日の流れなど、実際に働いた時に、どうなるかを伝えるのです。

注意したい投稿内容

このときに、注意したい投稿内容があります。それは、過去働いた人のことを思い出しながら、こういう人は、ダメです。みたいなことを書くことです。

例えば、やる気のない態度は、ダメです。とか、時間にルーズなのは、ダメです。とか、報連相のできない人は向いていません。など、過去働いた人の嫌な部分の反動で、ダメ出しを強めに言っとこう、という内容です。

誰しも、痛くもない腹を探られて、いい気持ちのする人はいません。求職者との面接の際に、あなたは、こんなことしないですよね。と、初対面でいきなり言われても、もっと話を聞きたい。とは、なりません。

もう少し話を聞いてみたいが、伝わればオッケー

効果のある求人募集の投稿は、もう少し話を聞いてみたい。が伝わればオッケーです。難しい内容を伝えることでも、アットホームさをアピールすることでもありません。真摯に業務の内容を伝え、仕事のことに集中するような内容を伝えれば良いのです。

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