ホームページの運用と活用:誰に伝えるか

ホームページの運用と活用について、誰に伝えるか?というお話です。

会社のホームページは、多くの人に見られているか?

実は、会社や企業のホームページは、それほど、多くの人に見られるわけではありません。

よく、弊社へお客様から「アクセスを解析して欲しい」とご要望を受けることがあります。

しかし、どの会社も企業もホームページは、そもそもアクセスは少ないものです。それに、アクセスは、結果でしかありません。良いホームページを運用できれば、アクセスは、自然と集まります。

多くの人に見られなくて良いという理由

そもそも、ホームページは、多くの人に見られる必要がありません。これは、不特定多数のアクセスが増えても、売上や契約に結びつかないケースが多いからです。

たとえば、ウェブ広告のような有料のサービスを使えば、強制的にアクセスを集めることは、可能です。しかし、有料のサービスを使いアクセスを集めても売上に結びつかないことは、いくらでもあります。

アクセスを集めて、多くの人に見られたとしても、そのアクセスが無駄になることは、多いのです。

ですから、多くの人に見られなくて良いという理由や意味は、アクセスが多い=売上が上がる、では、無いからです。

大事なことは、売上につながる人に、会社の何を伝えているかです。

会社の考えが、本当に伝わっているか?

私は、何を伝えるかについて「会社の考えが、ホームページを見ている人に、本当に伝わっているか?」をよく考えます。

例えば、ホームページを見たお客様がいるとします。そのお客様は、ある商品のページを見ています。そこには、「会社が自信を持っておすすめする商品」と書いてあります。

しかし、商品の説明や内容が、一行二行の説明しかありません。これを見た時に、そのお客様は、どう思うでしょうか。

一行二行の説明で、会社が自信を持っておすすめする理由が伝わるでしょうか?会社の思いや情熱が伝わるでしょうか?会社の考えは、本当に伝わってるのでしょうか?

何を伝えるか、誰に伝えるか

一つの商品の中には、その会社の独自の考えや、試行錯誤、なぜ、その商品にしたのか?など、様々な、考えがあります。

そして、その伝えたい内容が、誰に伝えるかも重要です。

今、取引のある顧客に伝わるか?契約見込みの顧客が見て安心できるか?など、不特定多数の誰か?ではなく、現実の取引先および取引見込みの顧客に伝えようとすることが大切でなのです。

しかし、実際は、こんなホームページが多い

しかし、実際のホームページでは、周りの会社のホームページを見ながら、参考にしながら作られてる場合が多く、似たりよったりのホームページになっています。

たしかに、例えば、ラーメン屋がホームページを作る場合です。ラーメン屋は、ラーメン屋らしい、ホームページにしなければ、ラーメン屋がカフェのホームページっぽくなっていたのでは、誰も、ラーメン屋だと思いません。

だから、同じラーメン屋という業種であれば、似てきて当然というのがあります。しかし、オリジナル性とか、自分らしさとか、スタイリッシュとか、差別化とか、いろんなことを考えて、結果、なぜか、カフェっぽいラーメン屋のホームページが出来上がります。

ラーメン屋さんなのに、カフェ風のようなホームページに、いくらアクセスを集めても、売上につながりません。

大事なことは、「会社の考えが、ホームページを見ている人に、本当に伝わっているか?」です。

会社の考えがちゃんと伝わってるか?

ですから、ホームページの運用と活用では、まず、「会社の考えがちゃんと伝わってるか?」を重視するのです。

それは、言葉として伝えるほうが良いか?画像が良いか、もしくは、映像が良いか?など、

扱う商品やサービス、会社そのもののイメージによって変わってきます。

 

そういう、ホームページの中身の部分を何を伝えようとして、

どう伝えるのか?を考え、実行していくことが運用と活用なのです。

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