ホームページの運用に関して、お伝えしています。
今回は、インターネット上での伝わり方です。
私は、よく、ラーメン屋は、ラーメン屋として伝えたほうが良い。ということを言います。
これは、例えば、ラーメン屋が、鮮やかなブルーを基調としたスタイリッシュなデザインだったら、どうでしょうか?
ラーメンを食べたいという人から気付かれないと思います。
床屋なら床屋、車の修理工場なら修理場、それぞれに、わかりやすいイメージがあります。
誰でも自分の店は夢がありますし、できることなら、スタイリッシュでおしゃれなデザインにしたいものです。
しかし、それがどう伝わるかというと、大抵は、おしゃれなカフェに見えてしまいます。
車の修理工場なのに外観がおしゃれなカフェになると、車の修理の目的のお客様は減ります。
同じようなことが、ホームページ上でも起きることは、良くあります。
せっかく作ったホームページが、おしゃれなカフェのようになったり、
上場企業にあるようなイメージが表現されているホームページになったりします。
自分のやりたいことや、叶えたい夢、表現したいことがあるのは、良いことです。
しかし、それは、どちらかというと、商売というより、アートに近いものになっていきます。
お客様は、デザインが良くても、買ってくれない場合が多いのです。
マクドナルドが潰れないのは、売れる場所で、売れるものを、わかりやすく誤解なく売っているからです。
多くの会社は、商売の役に立つために、ホームページを持ちます。
ですから、なんの商売をしているか、どんなお客様にサービスを提供してるのか?
それらを、わかりやすく、伝える必要があるのです。
ホームページの運用で、必要なことは、ラーメン屋は、ラーメン屋らしく、
床屋なら床屋らしく伝えることです。
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